【コミックス8巻まで】夜の街の安定を守る、アウトロー民間警備会社を描く「バウンサ―」を徹底解剖
アウトロー系漫画が好きなのにどれだけ検索しても、ツイッタ―を辿ってもどこにも情報があがっていない。
そんな状況が哀しいので、自分で記事を書くことにしました。
この記事では、夜の街の安定を守る、アウトロー民間警備会社を描く「バウンサ―」を徹底解剖します。
この漫画、4年前から連載されていてかなり面白いんですがまったく
表に情報がでない。
おそらくこの漫画の読者は、おじさんが多くて新刊やヤングチャンピオンが発売されるたびに静かに購入して楽しんでいるのだと思います。
バウンサ―の基本情報
バウンサ―とは、民間警備会社「東京フィスト」に所属することになった獅子戸丈一郎の物語です。
著者の画力が5巻辺りから急に上達して、深みのある格闘漫画になっています。
3巻辺りまでは主人公がダメダメすぎて格好悪いのだが、6巻からの新章では自分と相性のいい仕事を見つけた主人公の成長が著しくて感動します。
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元ヤンキーが、アウトローバウンサ―に成長する過程が美しい
主人公は中卒の元ヤンキーで、ダメダメな男からスタートします。
あるきっかけでアウトロー民間警備会社「東京フィスト」と関わり、仕事をするようになります。
警備会社ということである程度の暴力が、正当化されています。
暴力推奨漫画とされていますが、それは間違いで「暴力」を「依頼人に降りかかる暴力をはじき返す」方向に使うように成長していきます。
丁寧で迫力のある格闘シーン
最新刊の8巻は特にですが、ストーリの半分以上が格闘シーンになっていてここ最近はかなり丁寧な絵が続きます。
東南アジアで生まれた格闘術である「シラット」が出てきたのですが、その近接格闘でのハンドスピードについて数ページに渡って描かれてます。
ここまで格闘術を事細かに説明している漫画もなかなかない。
8巻の後半では、関東連合をモチーフにした組織のトップが登場します。
警備の仕事というスケールを超えて、社会悪にまで踏み込みはじめて続きの気になる終わり方をしました。
まとめ
アウトロー系漫画が好きなのにどれだけ検索しても、ツイッタ―を辿ってもどこにも情報があがっていない。
というモチベーションで「バウンサ―」の紹介をしました。
3巻まではストーリーにも深みがないので、読みにくい印象ですが4巻から急に面白くなります。8巻に至っては、格闘漫画好きなら何度も読みたくなるようなシーンが続く漫画になってますね。