【リング】「いい塩梅の怖さはやめようと思った」今度の貞子は原点回帰!?本気の恐怖が味わえた。

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 映画貞子が5月24日に公開された。

日本のホラーを象徴する長い髪、井戸から這いで出てくる姿。彼女の本気の怖さが伝わってくる最新作だった。今風の解釈を加えた、新しくも伝統的な貞子は映画館で見るべきだと思う。

 映画貞子公式サイト

sadako-movie.jp

 

 

www.fashion-press.net

あらすじ

病院で心理カウンセラーとして働く茉優(池田エライザ)は、警察によって保護されたひとりの少女を担当する。一切の記憶をなくし、自分の名前すら言えない少女と向き合う茉優だったが、次第に彼女のまわりで奇妙な出来事が起こり始める

貞子 (角川ホラー文庫)

貞子 (角川ホラー文庫)

 

 

仄暗い水の底から

仄暗い水の底から

 

 

「貞子ってもう怖くないんですけど...」と、映画『貞子』の中田秀夫監督にぶっちゃけて聞いた!

news.livedoor.com

──では、単刀直入にお聞きします。今回、中田監督が手がけた『貞子』は怖いんですか?

中田 怖くなければホラー映画じゃない。怖いに決まっているじゃないですか──が公式なお答え(笑)。でも、何が怖いと感じるかは、人それぞれです。だから、その点はお客さんに委ねます。ただ、『貞子』は真剣に、容赦なく怖い映画を目指しました。

 

その当時、テレビもビデオも一家に一台ではなく、部屋がある子供ひとりにつき1セットみたいな時代だったから、『リング』が若い人たちに受けたのはそのタイミングの良さがあったのかも。

 

 ーインタビューのこの点が面白かった。

 

20年前はちょうど1人が1台ビデオを持ち始めた時代で、子どもが1人でビデオを

見始めても違和感のない設定だった。

 

だから子どもが知らない間に、呪いのビデオを観てしまって貞子を拡散させてしまうというね。

 

リング2で奇跡的に助かった女子高生の、倉橋雅美(佐藤仁美)も今作ではアレだし。。。映画を観てください。

 

【原点回帰】今度の貞子は、「リング」の恐怖を呼び覚ます!

eiga.com

新情報の解禁は、本作が“最恐”であることを徐々に示していった。断片的な映像で構築された20秒の特報を皮切りに、髪が井戸から垂れ下がるティザーポスター、突如出現する白い手に肝を冷やす特報、

貞子の全貌が明かされる本予告――既に身の毛がよだつ仕上がりだが、本編はさらに鳥肌必至……。

 

この映画の情報が始めて出たときのポスターが、かなり気味悪い印象で『久しぶりにまとなホラーが来たな』と思った。

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中田作品の“モチーフ”が、次々と登場! 「仄暗い水の底から」を想起させるような水滴の“音”、貞子の呪いが渦巻く場所となるのは「クロユリ団地」でも舞台となった“団地”、お馴染みの“井戸”はもちろんテレビ画面に映し出されて……。これらは恐怖の前兆なので、歯を食いしばって身構えるべし。

 

リング2の映像(実に20年ぶり)がいれこまれていたり、おなじみの貞子の映像が昔の古いまんまで表現されていた。

この点からもちゃんと『昔を踏まえて、乗り越えている』のが分かる。

 

映画貞子関連作品

貞子 (角川ホラー文庫)

貞子 (角川ホラー文庫)

 

 

仄暗い水の底から

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