【キンコン西野さん】10万部突破の新刊『新世界』を読んで、僕らがマネできること
インスタ映えを意識して頑張ったとは知られたくない写真
【キンコン西野さん】10万部突破の新刊『新世界』を
読んで、僕らがマネできること
ライフスタイル 2018.12.18by 福田光宏
挑戦するたびにバッシングを受けて、ボッコボコにされることで
おなじみのキングコング西野さんの新刊を手に入れた。
「泣ける」という噂を聞いたので、大事に読んでみた。
僕は構造的に物事を見るのが好きなので、この本も構造的に
読もうと思います。
新世界ーキングコング西野ー
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常に挑戦を続け、常に注目を浴び続け、本を出版すれば全作ベストセラー。
同世代を中心に圧倒的な支持を集め、自身が運営するオンラインサロンは国内最大。
時代を牽引する革命家・西野亮廣が語る「一歩踏み出す為に必要な情報」とは?
そして、西野亮廣が見た『新世界』とは?
今、世の中で何が起きていて、二年後に何が起きるのか?
西野亮廣がキミに語りかける、“学校では教えてくれない”これからの時代の生き方。
「大丈夫。まだ間に合う」
はじめにから感じる、男女のバランス
「オンラインサロンを運営する上で無視できない男女のバランス」の章にも
書いてあるのだけど、はじめにがビジネス書っぽくなくてノンフィクション
感がある。
はじめにの20ページで、西野さんがどういう挑戦をしてきて、その結果
どういうバッシングを受けてきたかが書かれてる。
一歩を踏み出すのに必要なのは勇気ではなくて、「情報」なんだと。
最近は変化のスピードが速すぎるから、守りたいものがあるならまずは
まずは情報を手に入れようと。
いきなり要点を話すのではなく、ところどころで心情を書いている辺りで
女性の考え方も意識しているように見えました。
挑戦できない体から抜け出すための「貯信時代」
第一章は、自分や守りたいものを守るために貯金をしてきた貯金時代の
お陰で「挑戦できない体」になった僕ら。その僕らがお金を使うことで、
「信用」を溜めていく「貯信時代」に変わったよ。
という話だ。
お金を貯めて、自分や自分の守りたいものを守ることに使う流れから
信用を貯めることで、必要なタイミングに「こいつにはこうしてあげるに
値する信用があるからしてあげよう」と思われるような存在に
なるということだ。
だから、認知度は低くてもいいから信用度の高い人間になる。
そうすることで自分が生きている範囲内でもいいから、信用を
換金できるようになっておくべきなんだ。
守りたいものを守るためのダイレクト課金
第二章はオンラインサロンの話だ。
クラウドファンディングに「打ち上げ花火感」を持っていた彼は、
しだいにお客さんからのダイレクト課金を目指し始めた。
そのひとつがオンラインサロン。
オンラインサロンのお金の流れは、基本的には
お客さん→サロンオーナー
しかないんだけど、規模が大きくなるとオーナーからお客さんへという
形やお客さん同士でお金が動き始める。
どこかの段階で、イベントスタッフが有料で働いて、お客さんは
無料。みたいな流れになっているという。
そのスタッフは、イベントを作る経験にお金を払っているのだ。
そしてイベントを作る流れで、その個人の信用は高くなっていく。
「あのイベントのポスターは俺が作ったんだぜ―」
みたいな経験が積み重なっていくからだ。
具体的な成果物のないオンラインサロンはつぶれる
僕のなんとなくのモヤモヤが言語化されていたのだけど、
オンラインサロンが未だに不審がられているのは「具体的な成果物」
がない環境ばかりだと思う。
オンラインサロン繁忙期が終わった今、必要なのは具体的な
成果物の上がるコミュニティなんだろう。
「みんなが楽しく集まれる場」では宗教扱いされても
仕方がないように思う。
認知はされていないけど、信用度の高い人が勝つ新時代
腰が痛くなってきたので、最後の「新世界」の章へ。
この章では、これから起きるであろう未来の話がされている。
信用の時代になったと言っても、結局はネット芸人の時代じゃないか。
そんなアンチが集まるような認知度はいらないよ。
というのが一般的な意見だと思う。
僕は正直、このレターポットが紹介されている辺りの
話にはまだ実感がない。
僕の周りで使っている人がいないから。
というシンプルな話になるかもしれないが。
後半の被災地支援のために送られた、言葉がお金に換金される
構造は素晴らしいと思った。
公開ポットに載せられた分のレタ―代が、市場から焼却
されて運営費に回るのは考えられなかった。
今後は彼のオンラインサロン内で広がっている、
地図とレターポットが重なって
・レターポットに言葉がたくさん送られている(愛されている人)
が働いているお店が、地図上で取り上げられてそこにサロンメンバーが
お金を落とす。
という流れを起こしたいようだ。
終わりに
僕はオンラインサロンには入っていないが、似たような流れを僕の生きる範囲で起こしたいなとは思う。僕の周りには、まだネットが使いこなせる人たちが多い。
とりあえずは認知度と、信頼度を上げていく方向の手助けができたらいいなぁ。
そのためにはブログとか、youtubeとかメルマガってのは前提なような
気がする。こういうものを揃えることが仕事になるように、サポートする
相手の売り上げを立てることに真剣に向き合いたい。
2000字を超えてきた。腰が痛い。
終わります。
新世界ーキングコング西野ー
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